2025年仕事納め〜2026年へ

「おかにわ建設」のこと
隊長IKEDA隊長

皆さん、こんにちは!IKEDA隊長です。
本日、岡庭建設は2025年の仕事納めを迎えました。本年も住まい手の皆様、地域の皆様、そして共に家づくりに励んだ協力業者の皆様に多大なるご支援をいただき、心より感謝申し上げます。

2025年を振り返って

2025年は、住宅業界にとって大きな節目の年となりました。4月には改正省エネルギー法が施行され、全ての新築住宅において省エネルギー基準への適合が義務化されました。また、改正建築基準法の施行に伴い、大規模リフォームが確認申請の対象となるなど、既存住宅の改修においても規制が強化されています。

こうした大きな変革の中、私たち岡庭建設はこれまで培ってきた技術力と経験を活かし、新築住宅において断熱等級6以上、耐震等級3をベースとする高性能住宅をお届けしつつ、既存住宅で大規模な木ノベーション(リノベーション)もいくつも手掛けさせていただきました。様々な変革がありつつも、アンテナを張り続け、その次代に見合った家づくり等を実践してきたからこそ、新しい制度にも迅速かつ的確に対応できたことを、大きな自信としております。

今年も多くの住まい手様との出会いがあり、新築住宅をはじめ、リフォーム、リノベーション、そして戸建て賃貸「KODATE」など、多様な「暮らし」を形にするお手伝いをさせていただきました。一棟一邸、住まい手様と真摯に向き合い、丁寧に作り上げた家々は、私たちスタッフ一同にとって誇りそのものです。

また、2026年の創業55周年を記念して製作したオリジナルブレンドコーヒー「NENRIN(年輪)」も、地域のお店のご協力から完成いたしました。55年という歳月を刻んできた私たちの思いを、一杯のコーヒーに込めてお届けしております。

2026年へ

来年2026年は、岡庭建設にとって特別な年となります。創業55周年という大きな節目を迎えるにあたり、私たちは改めて「地域工務店」としての役割と責任を深く認識しています。住宅社会は今後も大きな変革が続きます。私たちはすでにその準備を着々と進めています。
私たち岡庭建設は、こうした時代の流れを的確に捉えながらも、決して慢心することなく、常に技術の研鑽に励んでまいりますし、国産木材、自然素材、パッシブデザイン、そして社員大工制度という取組をさらに進化させていく所存です。

また、隊長も一人の建築士として、飽くなき挑戦と学び続けなければと思います。建築の世界は常に進化しており、新しい技術や工法、そして素材が日々生まれています。業界団体での活動や、全国の工務店仲間との交流を通じて得られる知見を、私たちの家づくりに還元していきたいと思います&年末には建築家・三澤文子先生から著書「『過去との対話』をデザインする」をご謹呈いただきましたので、お正月には、この本をじっくりと拝読させていただき、既存住宅との向き合い方、そして歴史や記憶をどのように現代の暮らしに活かしていくかを学びたいと思っていますm(_ _)m。

何よりも大切なのは、住まい手の皆様との絆です。家は完成して終わりではなく、そこから長い「暮らし」が始まります。住まい手の皆様が笑顔で、健康で、快適に暮らし続けられる家をお届けすること。そして、お引き渡し後も末永くお付き合いをさせていただくこと。それが、私たち地域工務店の使命だと考えています。2026年も、「住まい手とつくるくらし」を大切にし、一棟一邸、心を込めて豊かな暮らしづくりに取り組んでまいります。

どうぞ良いお年をお迎えください。

そして、2026年も変わらぬご愛顧を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

隊長

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