IKEDA隊長コラムCOLUMN
「隊長の気になるニュース」(84件)
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建ぺい率UPも/改正建築基準法が施行
令和元年6月25日に改正建築基準法が施行されました。 大きな内容でみると、既存建築物関係、防火規制、そして木造建築の推進が大きな 改正となります。戸建て住宅相当の中で大きな改正と言うと・・・・・【建ぺい率が10%UP?】 準防火地域の準耐火地域物については「建ぺい率が10%UP!」されます。 一般住宅を建築する際に、地域によってその土地に防火指定がなかったり、準防火 地域に指定されていることがあります。東京の区部は大半が準防火地域です。 この準防火地域内に防火性の高い「準耐火建築物」を建築すすることで10% 建ぺい率UPの恩恵を受けることができるんですね。 準耐火建築物は、一般的に柱や梁などの構造材を石膏ボード等の防火性の高い材料 で包み込み防火性のを高めることにより安全性を確保する建物です。 東京ですと主に、準防火地域で建築される木造3階の建物や、防火地域に作られる 2階建て(100未満)の住宅を建築する際に採用される工法で、都内では一般的 な建築手法でもあります。この防火性の高い建物にすることで、この恩恵がうけら れるので、敷地に限りのある都内ではとてもありがたい改正法かもしれません。 【住宅からシェアオフィスへの用途変更も容易に?】 もう一つ大きな改正が、住宅からシェアオフィスにするなどのいわゆる、用途の変更 がより容易になります。 というのも、今までは仮に住宅からシェアオフィスにする際に100㎡以上の建物は 新築の際に提出する確認申請が必要でした。この100㎡が意外とくせもので、大半の 建物は100㎡以上あり、建築の申請の手間や基準などにより、用途の変更を断念して しまうケースが多々ありました。 だれもが、ここにカフェがあったらいいよね、シェアオフィスがあったら、デイサービスが あったら・・・など、地域のなかで今後求められる、施設があるかと思います。 それが、100㎡→200㎡に改正されたため、届け出なしに用途変更をすることが可能に なったわけです。200㎡になることで、一般的な住宅地等の建築物の利用が可能になります。 これは、今後少子高齢化社会を迎え、空き家なども増えてくることから、より既存住宅の利用 を促進していけるために改正されたものと思われます。 (当然、用途に適した現行の建築基準に適合していることは求められますのでご注意を) 【木造の推進が更に進みます】 今後、一般的な住宅だけではなく、保育園や学校、またそれ以上の大規模な建築物の木造化や 木質化が進みます。これは、日本の国土の7割が森林です。この森林資源を活かすことが重要と 政策的にも推し進められています。今後は木造の4階建てやそれ以上の建物でも木造、木質化 が進むでしょう。目にするところで言えば、来年から始まる「東京オリンピック」このメイン スタジアムになる「新国立競技場」の内装は木質化されているそうです。(すべてではないですが) 特に競技場の屋根フレームは鉄骨も木質のハイブリッド。ですから木がふんだんに使われた屋根 になります。それ以外にも有明で建築されている体操競技場の大屋根は木質構造化されています。 このように、今まで鉄骨等を利用していた建築物も今後は木質化がより一層進むと考えられます。 その上で、大工さん、工務店の役割は今後不可欠ですね。 とても歓迎される法改正だと思います。 と長々書きましたが、此度の建築基準法改正は消費者の方々にとっても身近に影響やメリットを 受ける改正のようです。参考になれば幸いです。 隊長 隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 岡庭の家づくり学校も12年目に突入!(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram」 「#岡庭建設」「#okaniwastyle」「#おかにわ2018」
2019.07.04(木)
長期優良住宅あり方検討会へ
24日(月)は雨の霞が関へ。 弊社でも利用の多い「認定長期優良住宅」その「長期優良住宅」も制度開始から10年目を迎え昨年から所管である国土交通省にて課題整理や更なる普及促進に向けた検討会が進められています。 【国、学識者が出席するその検討会へ】 国土交通省第7回「長期優良住宅制度のあり方に関する検討会」へ第6回に引き続き出席しまして、工務店団体JBN・全国工務店協会(全国工務店の最大団体)の立場として意見を述べさせていただきました。(隊長も現在団体の理事なんですー)検討会ではその法制度をより利用しやすいものへと、大手、中小事業者、各業界団体等から様々な意見がなされていました。 この第7回をもって制度のあり方についての「中間とりまとめ(案)」が国交省のHPで間もなく示されますが、より良い制度になればですね。メディアの方も多数いらしていましたので、業界紙等では記事になると思われます。 雨の霞が関、いきなり本館と別館を間違える一人ハプニングからはじまる一日でした・・汗。(別館って書いてあるのに・・)https://www.mlit.go.jp/report/press/house04_hh_000872.html 隊長 隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 岡庭の家づくり学校も12年目に突入!(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram」 「#岡庭建設」「#okaniwastyle」「#おかにわ2018」
2019.06.26(水)
東京都既存住宅流通促進登録制度/東京都住宅政策本部へ
昨年、輝かしい?・・笑・・登録第1号となりました。 東京都既存住宅流通促進登録事業者グループ制度のサイトが変更となりました。 *新たなサイトはこちら「東京都既存住宅流通促進登録制度へ」 東京都の部署制度がガラッとかわり 「東京都都市整備局」内→「東京都住宅政策本部」に。 都市整備局と聞くと、守備範囲がとても広く見えますが、「住宅」と聞くとなんだか身近な組織に 感じますね。 実際に「都の住宅政策を一層加速し、機動的に展開していくため・・・」と記載されていますので 住宅施策により力を入れて行く想いが伝わります。→住宅政策本部設置の理由 という事で、掲載されているページを再掲させていただきました。 *「東京都既存住宅流通促進登録制度」 今後、この登録事業者として都の後押しを受けつつ「家づくり学校3時間目」を7月に開催いたします。 また、中古住宅購入の場合に、インスペクション(住宅調査)を弊社で手がけるとその費用の1/2 を東京都が負担してくれます。 様々な恩恵が受けられますから、中古住宅購入、売却をご検討の方は一度弊社までご相談くださいね。 隊長 隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 岡庭の家づくり学校も12年目に突入!(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram] 「#岡庭建設」「#okaniwastyle」「#おかにわ2018」
2019.06.13(木)
長期優良住宅の検討会へ出席
本日のコラムは「長期優良住宅の今後に関する検討」についてです。 13日月曜日の話ですが、要請があり、急遽国交省「第6回長期優良住宅制度のあり方に関する検討会」に出席してきました。現在、JBN・全国工務店協会で役を務める関係もあり、全国の工務店の代表として、長期優良住宅に取り組む工務店の現状をお伝えさせていただきました。 いつも3号館にくるので・・今回2号館でした。。汗 難しい資料ですが、興味のある方は以下のページに資料が公開されています隊長はこの度第6回にオブザーバー出席 「長期優良住宅制度のあり方に関する検討会」(国土交通省) 【10年を経過した長期優良住宅】 長期優良住宅も法制度が施行して10年を経過を迎えます。比較的、消費者の方々へも認知度が高まった制度ですが、まだまだ、普及への課題もあるのでは無いか。とのことで「長期優良住宅制度のあり方に関する検討会」が昨年から、本年6月まで開催され、その報告が取りまとめられ今後の施策に活かされる模様。 名だたる学識者から、大手、中小事業、不動産関係者からメディアまで多数招集され今後のあり方を議論、なかなか緊張感ある検討会です。 「規定のこと」「評価のこと」「流通のこと」「維持保全のこと」・・・現制度に関する様々な意見出しや議論が行われています。 おかにわ建設では面積規定に適合する場合は概ねこの「長期優良住宅」で建築されるお客様が大半です。かつ、長期優良住宅以上の耐震性や省エネ性能で設計施工を行っていますし、長期優良で策定が必要な維持保全計画についても、「おうちくりにっく」等のメンテ体制を施し対応しています。 その観点でも全国的な状況や個社単位であり方を含め、検討会やその前の国交省のヒアリング等でも協力させていただいた次第です。 今すぐ法改正になるわけではありませんが、今回の検討会により今後、長期優良住宅のあり方がより利用しやすく良い制度になる事を期待したいと思います。 隊長
2019.05.16(木)
マンション解体
本日は「マンション解体?」についてのコラムです。 先日の朝日新聞に私達の住生活に関わる大きな問題記事が掲載されていました。 『マンション解体』 様々なメディアでも取り上げられていますし、国や都道府県、さらには市区町村でも 今後のマンション問題への対策が進められています。 20年後の2040年頃には築40年を超えるマンションがなんと350万戸 現在の5倍以上に増えるそうです。更にその先は・・ 何が問題なのか・・・・ マンションに住まわれている方は、気になるところですよね。 マンションも当然月日が経てば古くなる、古くなれば修繕が必要 その先には解体、建て直しする日がやがてやってきます。 そのときに、住人の方の『判断力』と『資金力』が重要となります。 記事にも掲載されていますが、マンションを仮に解体する場合 ①建て替える ②更地にして売却する の2つの方法があります。 ①の場合は所有者の4/5、②の場合は所有者全員の合意が必要となります。 ①は4/5(80%)の方々の合意ですから、マンションの世帯数にもよりますが かなりの割合での合意が必要となります。なおかつ売却の際には全員ですから、これまた 合意を得るまでには相当の月日が必要になるかもしれません。(解体をも考える際には先を見据えた話し合い、早めの行動が必要かもです) 不特定多数の方が住むマンション、なおかつその中で所有者が入れ替わることも多々あります。 これからマンションを購入する事を検討されている方は、年々上がり続ける大規模修繕費と 合わせ、(最近は海外の方が購入するなどで修繕費を支払わない人もいるとか・・) その後の解体、売却プロセスなども確認しておきたいですね。 最近は、マンションの高額化もありますが、先のことを見据え自身の判断で行動できる『戸建て』 を選ぶ方(中古住宅を含め)が増えてきているようです。 これから家さがしを始める方の参考になれば幸いです。 隊長 隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 岡庭の家づくり学校も11年目(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram] 「#岡庭建設」「#okaniwastyle」「#おかにわ2017」 お問い合わせは→「お問い合わせフォームへ」
2019.05.14(火)
太陽光発電買取終了のあとって?
4月23日の朝日新聞に家庭の太陽光発電に関する記事が大きく取り上げられていました。地球温暖化防止、気候変動など再生可能エネルギーの導入、特に10年前に始まった、固定価格買い取り制度(FIT〈フィット〉)。買取制度は10年間のために、今年の11月から順次終了するんです。太陽光を搭載したら永続的に買取されるのではと勘違いされている方も多いかもしれませんが、10年で終了なのです。改めて知っておきましょう。 そこで、少しでも多く買い取る制度をと各電力会社が工夫を凝らし様々なサービスを展開し始めるようです。とはいっても、今まで高い買取で48円/KWだったものが7〜8円程度になるとのことで、家庭レベルではそこまでメリットにならないかもしれません。特に私達の住む東京では屋根面積、発電量が限られてしまうので・・・。 ですので、今後はその余剰電力をいかに活かすかが各家庭に求められてきます。以下の手法も今後メリット・デメリットありますが必要かもしれません。 ○蓄電池に充電する・・・・蓄電池がまだまだ高価ですが・・。○電気自動車を購入して蓄電する・・わざわざ車を買うのは・・ かつ、充電池として家庭に戻すための技術やコストが追いついていないようです。 いずれにしても今後、火力発電への依存を減らし、かつ原子力発電の可動を減らすと考えれば再生可能エネルギーの割合を増やしていく必要がでてきます。 それ以上に、住宅から消費されるエネルギーが増加傾向にありますから、断熱性能を向上させ家庭に取り付く設備の高効率化が不可欠ですね。 太陽光も大きなエネルギー施策として10年が経過しましたが、メリットとデメリット?もありますね。向かうべき低炭素社会は誰もが気がついていること、私達は住生活に携わるものとして引き続き、住宅のエネルギーの消費と生産の双方を考慮した住まいのあり方を常に考え続け行動していきたいと考えております。 隊長 隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 岡庭の家づくり学校も11年目(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram] 「#岡庭建設」「#okaniwastyle」「#おかにわ2017」 お問い合わせは→「お問い合わせフォームへ」
2019.04.23(火)
新元号「令和」
本日新元号が「令和」と菅官房長官から発表されましたね。 典拠は日本に現存する最古の歌集「万葉集」とか。 選定には6つの要件があるらしく ◯国民の理想としてふさわしい◯漢字2字◯書きやすい◯読みやすい◯過去のおくり名として使用されていない◯俗用されていない から有識者を含め様々な手続きのうえで発表されるようです。 隊長の年代(50代)人たちは、今から31年前に「平成!」と当時の小渕官房長官 が天皇崩御にともない発表して以来の光景を目にすることになりましたね。 そして、人生2度目の新元号発表を!テレビで写メしましたが何だか緊張の一瞬でした。 それも、天皇が健在のうちに、時期を待っての発表は一度きりの人生の中で経験することの ないものを目にする事になったことでしょう。本当に貴重なことです。 今日はこの映像でメディアも持ちきりですね。 そして、菅官房長官のあと、お昼ころから、安倍首相が新元号「令和」の意味あいについて 「令和には、人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つという意味が込められている」 と述べられました。二文字で奥深き意味合いが含まれていますね。 日々の生活におわれると元号の意味合いを忘れてしまいがちですが、この際にきっちり備忘録 としてコラムも残しておこうと思います。 個人的には、隊長の名前でもある「和」が昭和に引き続き含めれたことは嬉しいですが。(^^) さて、新元号も発表され、一ヶ月後には新たな時代の幕開け。8ヶ月の「令和元年」ですが・・。 人生何度も経験するわけではない、新たな時代のこの日この時を大切に過ごしたいと思います。 隊長=浩「和」・・くどい。
2019.04.01(月)
LCCM住宅とは/CSBEE戸建評価員
5年に一度更新を行う「CASBEE戸建評価員」 この度無事に、更新(簡単な更新テストの上)することができましたー。フー CASBEE戸建?何それ・・・とお思いの方も多いのでこの機会に簡単な説明をしておくと。 【CASBEEとは?】 CASBEE戸建は、戸建住宅の設計内容に基づいて総合的な環境性能を評価するツールなんです。より良い住環境を提供し、長く使われ、省エネルギー・省資源に配慮されることにより、住生活の質を向上させ、日本全体の環境負荷を削減することや、優良な既存住宅を増やすことも目的とされているんですね。 この性能評価ツールは、戸建て以外に、不動産や、都市、健康や災害時のレジリエンス性などの評価ツールも開発されていて、ある自治体では評価の高い住宅等に融資のメリット等の他インセンティブとしても活用されています。 環境を評価するツールといってもイメージ沸かないですよね。それは当然です・・・笑 という事で、おかにわの家の場合でどの様な結果が出るかを見てみましょう。 【おかにわのいいえ R-ECO HOUSE(ショーホーム)の場合】 細かい入力等の内容は割愛しますが、大きく分けると2分野で評価します。 ①環境品質(建物の省エネ性能や、維持管理、長寿命性等他) ②環境付加低減性(リサイクル材の利用や計画等他) それぞれの細かな評価項目があり、これらの項目に基づきレベル設定し評価結果に繋がります。よくできていて①、②の何方か一方が突出して良くてもだめで、バランスよく性能を上げて行かないと評価は上がらないようになっています。 【気になる評価は?】 上の画像が結果を示すシートになります。こちらのシートは家造りを進められるお客様にお示す出来る評価シートになっています。特に分かりやすいのが2段目の 「2−1 環境効率」 S、A、B+、Bー、Cのランクに分かれ、Sランクが最も評価が高いということになり。 R-ECOHOUSEは見事「S」ランクに該当します。 岡庭の家ではAからSレベルの評価になることが多いです。その差は、構造材の国産材比率や、雨水の利用等によっても異なってきます。 「2−2 ライフサイクルCO2」(*これ建築物などの建設に伴って発生する二酸化炭素(CO2)の排出量) こちらは☆5つのうち、☆4つの評価になっています。都心の住宅としては十分な性能で、☆5つにするためには太陽光発電等の創エネ設備は必須になります。☆4つのRーECOHOUSEもゼロエネを目指した住宅ですが、更に太陽光発電の発電量が必要で、正直都心の住宅ではよほど小さな面積で発電量が増えない限り難しいかなと・・・・・・。 ☆5つ建築物は、建設に伴って発生する二酸化炭素(CO2)の排出量までも相殺できてしまう家のレベルでLCCM(ライフサイクルカーボンマイナス)住宅とも言われています。昨今耳にするZEH(ゼロエネルギー住宅)レベル以上の住宅で2050年頃の基準となるべく住宅としても言われていますが、その評価レベルの家ということになります。現在のLCCM住宅は、環境効率「S」ランクと、ライフサイクルCO2☆5つが条件となっているようです。 「2−3 大項目のレーダーチャート」 こちらは、レーダーチャートでRーECOHOUSEの評価の見える化と言ったところでしょうか。簡単にまとめると、建物の質はとても高い。環境負荷低減の部分では、建設資材のリサイクル、リユース性がまだまだ伸びしろがあることが結果として見えています。今後この負荷低減についても更なる検証してまいります。 それで、話戻りますが、この様な客観的な評価をするのに、建築士の資格だけでなく、環境省エネを評価するための資格が必要(必須ではありませんが)と言うことで「CASBEEー戸建」という資格があり、この度めでたく更新したということです。話長すぎー!・・・笑。 *ちなみに弊社の設計チームスタッフは大半がこの資格を所得しています。 隊長 岡庭の家づくり学校も11年目(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram] 「#岡庭建設」「#okaniwastyle」「#おかにわ2017」 よりよい住生活に向けて 隊長、全国の工務店を代表(JBNの理事)して「住宅生産団体連合会」委員会出席中 お問い合わせは→「お問い合わせフォームへ」
2019.03.13(水)
マンションの老朽化問題
11月29日の朝日新聞に「避けられぬ マンション老朽化」の記事が取りげられていました。 特に私達の街である東京は、共同住宅比率、マンション比率も高いため深刻な問題に今後なりえます。 住宅の場合は老朽化した場合に、リフォームする、建て替えるなどの選択肢がありますが、マンションの 場合は数多くの住民がいます。 【何が問題か・・・】 マンションを建て替えるなどの議決は区分所有法で4/5の住民の賛成が必要とされていてこの議決がされ なければ建て替えることができません。 住民の方々もそれぞれ、資産の保有については人それぞれですから、費用を捻出出来る人とそうでない人も いることになります。ですから、マンションの維持管理具合にもよりますが、日々メンテナンスをして建物 の健康チェックをして、長寿命化を計ることがとても重要になりますね。 【とは言え、マンション所有者には必ず訪れる課題】 長寿命で住んでいくことができたとしても、必ず建て替える時がやってきます。 その時にこの議決の問題と建て替える事が可能なのか・・・・という大きな課題がやってきます。 朝日新聞の記事では、あるマンションは建て替えに成功した例が掲載されています。 それは、再建築する場合、現在のマンションの世帯数以上の計画が可能(容積率に余裕があった)であり、 持ち出す費用が、建て替え費用まで至らず、1世帯平均600万円程度で済んだそうです。平均600万円 なら、可能性は高まりますよね。(ただ、ココがマンション、共同住宅の分からない所) ですが、必ずしも容積率が余っているわけではなく、容積率一杯に建設されている場合、再建築しても同じ住戸数 になるケースもあり、その場合はまるまる建設費用が必要となり、住民全員が合意に至らないケースもでてきます。 となると、老朽化が進み・・・・。 【もう一つのマンション課題】 アキヤラボに取り組む岡庭建設ですが、当然ながら、高齢化社会、人口減少から空き家は増えてきます。 マンションからも住民が減っていきます。特に管理費を収め維持修繕をしていくわけですが、住人が減り、減少分の 上乗せや工事価格の上昇などで、今後は管理費増額に・・・・ということも考えられます。 今後は、購入検討者は購入価格だけでなく、管理費は上昇していくと理解しながら検討していくこと、既に住んでいる 方々は、団地内で先を見据えたマンションのあり方を住民の方々と共有しておくと共に、魅力あるマンション団地を 形成し人が住み続けたいマンションにしていくことが必要でないかと個人的に感じています。 【では 戸建の場合は】 戸建ての場合は、維持管理費を積立して人は少ないですが、マンション同様に管理人して積立、するなどして 定期的に負担なく建物の修繕をしていくことをおすすめします。普段から健康診断をして戸建住宅も健康状態を 保つことが住まいの長寿命化につながり、修繕していくことで健康を害した以上に費用を抑えることができます。 いずれにしても、人と同じで最期はやってきます。その時のことを考え住宅資産を所有することが今後必要です。 マンションが良いのか、戸建てが良いのか・・・。これは予算や人の価値観によって異なります。 迷っている際には、相談箱からご相談くださいね。 岡庭建設では→「おうちクリニック」で建物の健康維持!に取り組んでいます。 隊長 岡庭の家づくり学校も11年目(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram] 「#岡庭建設」「#okaniwastyle」「#おかにわ2017」 お問い合わせは→「お問い合わせフォームへ」 隊長へのご相談は→『住まいの相談箱へ
2018.11.30(金)
「外皮ってなに?」
11月1日にALIA(リビングアメニティー協会)主催「外皮ってなに?」シンポジウムに末席パネラーとして参加させていただきました。住宅評論家の南雄三先生がコーディネーター、そしてSUUMO副編集長の福澤さん、ALIAの布井さん森山さんと一緒に登壇。今後の省エネ住宅を考える上でのキーワード、分けて考えることの必要性を、壇上で大いに勉強させていただきました。最後は業界の著名人と記念撮影!所で「外皮ってなに?」とはなに?と思われる方も多いですよね・・・・ 【「外皮とは?」】 いわゆる、住宅の外周(外壁・屋根・窓等)の部分で、建築用語で『外皮』と呼ばれています。『外皮』は雨風、暑さ寒さをや和らげ、室内を快適に保つために重要な役割を果たします。外皮の中身には、誰もが知る、「断熱材」や「窓」(最近はペアガラスが普及)の性能によりその家の快適性が大きな差になるため、住宅にとっては耐震に並ぶ「命」となる要素でもあります。 下の図を見るとなんとなくイメージできそうですね。↓ (参考:木活協テキストより) 【外皮性能を良くするとどうなる?】 下の表の縦軸に住宅の外皮性能グレードが記載されていてG1,G2と現在2つのレベルが示されています。これは現在の建築物省エネ法の基準を遥かに上回る性能で、より高い断熱性能を目指すために民間の団体が公開した指標です。横軸は地域を示していて、1,2地域は北海道東北エリア、東京は6地域になります。縦軸と横軸の交点となるところに、G1ですと概ね10度を下回らない、G2ですと概ね13度を下回らないレベルの体感温度になると言うことになります。 *岡庭建設では現在、G1相当〜(準防火地域)G2相当(非防火地域)としています。(旧)モデルR-ECO HOUSEはG2相当(準防火地域)の性能を実現した住宅になります。(旧)R-ECO7へ (参考:HEAT20 外皮性能グレード(2015年12月版)より) 【何もしないで暖かい?】 断熱材を厚くいれた、沢山いれたら「暖かい」と思われる方もいますが、そうではないと言うことも知っておいてください。断熱材等はあくまでも、熱を逃さない、入れないための材料ですから、断熱性能を高くしたら暖かいわけではありません。 あくまでも冷暖房を利用することで、冬は熱が放熱され暖かくなり、その熱を以下に逃さず保てるかが断熱材の役割なのですね。ですから、直射光など自然の熱を取り入れるとより有効的だということでもあります。 下の図(6地域の方)は、この概ね下回らな温度を割り出すために用いられたシュミレート上の数値です。ピンク色で20と書かれている部分が、暖房器を20度設定で利用した時間と部屋を示しています。日本人の暮らしというと、比較的暑い寒いに対して我慢する傾向や、冷暖房を利用するとしても、時間や部屋ごとに入り切りをする、間歇型利用が主です。(欧米などは全館空調といって断熱性能が低くても一日中冷暖房をつけっぱなしにしておく風習だそうです。)付けっぱなしはもったいない!という風習が根付いていることなのでしょうね。 G1相当で概ね10度を下回らない、体感温度を導いた結果は、以下の間歇冷暖房利用からのシュミレートによるものです。ですから、各家庭の暮らし方にもよりますが、一つの目安にはなるかもしれません。 【断熱性能が高いと冷暖房の効率もよし!】 冷暖房の利用時間のシュミレートだけ見ると、利用時間と温度が高いように見える方もいますが、断熱性能が高くなると、冬の時期でいうと熱の逃げが少なくなるので、それだけ時間もかかります。故に、室内温度も高いことから、冷暖房で20度にするまでにエネルギーをそこまで利用することなく(外出他生活形態よってことなりますが)暖かくすることができ、かつ、持続して利用していても、エネルギーロス低く利用できることとなります。 結果として一定の断熱性能を確保し、間歇的に冷暖房をする暮らしは、人に対して暑い寒いの体感を減らすことができ、間歇的に冷暖房利用することで省エネ効果も高まる結果につながる一粒で二度美味しい・・笑。なんて効果も生まれそうですね。 地域の気候風土によってこの断熱性能のあり方は異なりますが、「外皮って」住宅にとって、人の生活にとって重要な役割をもっているのだなーと言うことに気がついて頂ければ幸いです。 ということで、そんなこんなの知識を持ち合わせ登壇してまいりましたー。 隊長 隊長へのご相談は→『住まいの相談箱へ
2018.11.03(土)
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