木材利用促進協定締結/ 東京都

「おかにわ建設」のこと
隊長IKEDA隊長

皆さん、こんにちは!IKEDA隊長です。

このたび、私たち岡庭建設が加盟する東京ビルダーズネットワーク(TBN)は、東京都と「建築物木材利用促進協定」を締結しました。また、岡庭建設はTBNの副会長企業としても、この取り組みに深く関わっています。地域工務店としての新たな一歩となるこの取り組みについて触れておきますね。

木材利用促進協定とは

「木材利用促進協定」とは、東京都が推進する「ゼロエミッション東京戦略」の実現に向け、地域工務店や建築関連団体と連携し、多摩産材、国産木材の活用促進や木造建築の担い手育成を進めることを目的とした制度です。

この協定により、地域資源である多摩産材をはじめとする国産木材の利用拡大と、建築業界の持続可能な発展が期待されています。なお、今回の協定締結の模様は、東京都の公式ホームページでも紹介されています。ご関心のある方はぜひご覧ください。

協定の概要とTBNの具体的な取り組み内容

締結日:令和7年4月24日
有効期間:締結日から令和12年3月末まで
対象地域:東京都内全域

東京ビルダーズネットワークは、地域工務店の立場からこの取り組みに積極的に参加し、木材利用拡大と人材育成を推進していきます。

国産構造材の活用推進
多摩産材など国産木材を建物の構造材として積極的に活用し、国産木材率50パーセントを目指します。

(岡庭建設ではすでに90%以上)

木質化の促進と啓発活動
建築物の外構や設備にも木材を取り入れ、木質空間の魅力を伝えるとともに、見学会や施工事例の共有を通じて、木材利用への理解を広げていきます。(岡庭建設では木と自然素材の家造り)

災害対応力の強化
国産木材を使用した応急仮設木造住宅の建設を推進し、災害時にも迅速に対応できる体制づくりに取り組みます。(岡庭建設は全木協東京の代表主幹事工務店として活動)

担い手育成
設計者、現場監督、大工などの若手人材を対象とした研修会や育成プログラムを積極的に展開し、未来の木造建築を担う力を育てます。(社員大工の雇用や大工塾等の活動)

↑詳細は画像を押すと東京都のサイトにリンクします

東京都の支援体制とこれからに向けて

東京都は、TBNの活動を後押しする形で、情報提供や意見交換、活動の周知や広報支援を行います。
これにより、木材利用促進と地域産業の活性化がさらに推進されていきます。

TBNへの賛同者は年々増加しており、今回の協定締結を機に、地域工務店のネットワークがさらに広がり、地域に根ざした木の建築文化の発展に一層貢献していきます。また、6月10日に新宿で開催されるTBN総会にて、今回の協定締結についても詳しい報告を行う予定です。この場を通じて、さらに多くの関係者の皆様と連携を深め、地域の未来を支える活動を進めてまいります。

地域とともに育つ未来へ

国産木材を使った建築が地域を豊かにし、持続可能な未来につながる。
岡庭建設は、東京ビルダーズネットワークの副会長企業として、また、親団体であるJBN・全国工務店協会(こちらでも副会長を務めています)とともに、これからも地域工務店の力を結集し、持続可能な社会の実現に貢献してまいります

隊長

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