社内研修IN大阪へ/最終日まで

隊長IKEDA隊長

皆さん、こんにちは!IKEDA隊長です。

先日のスタッフ全員での社内研修備忘録!。2日目のメインイベントは、皆で大阪万博へ!入場後は一斉に解散し、各自が目当てのパビリオンへと向かいました。

大屋根リングに見入ってしまった段取りの悪さ
隊長はというと、ついつい目当ての「大屋根リング」を見入ってしまい、見たかったパビリオンが入場できない段取りの悪さでした・・・汗
しかし、建築技術者として、この大屋根リングの構造には本当に感銘を受けました。直径615メートルという巨大な木造リング構造は、まさに現代建築技術の粋を集めた傑作です。CLT(直交集成板)と集成木構造により、軽量でありながら高い強度を実現している点は、私たちが手がける住宅建築にも応用できる技術が数多く含まれています。特に印象的だったのは、木材の特性を活かしながら、現代の技術で補強する手法でしたね。リングも北側部分250M程度保存することが決まった層ですね。

スタッフとの建築談義が何より貴重

丸一日かけてスタッフと建築談義しながら大阪万博を見学できたのは、本当に良い機会でした。普段は現場で忙しく働いているスタッフたちと、じっくりと建築について語り合える時間は貴重です。若いスタッフは、新しい建築作品や作家等をよく知っていて、この建物は◯◯さんの設計でと外観ではありますが、たくさんのパビリオンを見て回り、逆に教わることばかり。彼らの向上心と学習意欲に改めて感心いたしました。これからの住宅業界を担う人材の成長を間近で感じられたのは、隊長としても大変嬉しい限りです。

内藤廣設計の鳩居堂本店に感動

3日目は京都へ移動し、本能寺で一礼した後、池田屋跡を訪れ、そして内藤廣設計の鳩居堂本店を見学しました。

この建物の繊細な設計ディティールには本当に感動いたしました!特に印象的だったのは、伝統的な和の美意識と現代建築の機能性を見事に融合させている点です。木材の使い方、光の取り入れ方、空間の流れ—すべてが計算され尽くしながらも、自然で居心地の良い空間を創り出していました。

私たちが手がける住まいづくりにおいても、このような「細部への配慮」こそが住み心地を左右する重要な要素だと常々考えています。お客様お一人お一人のライフスタイルに合わせた細やかな設計提案をしていくことで、長く愛される住まいをご提供していきたいと思います。

3日間、スタッフ皆それぞれの観光にグルメ巡り、そして建物探訪と、とても充実した研修となりました。
このような機会を通じて強く感じるのは、建築技術は日々進歩していますが、その根底にある「人々の暮らしを豊かにしたい、良い建築を造りたい」という想いは変わらないということですね。大阪万博の先進的な建築技術も、京都の伝統建築の美しさも、すべて人々の幸せな暮らしを願って造られている、そして、設計する人も施工する人も決して楽ではありませんが、苦労の中に楽しさがあり、そのかけたエネルギーが建築となり佇まいになる」のだと。
そして何より、こうした研修を通じてスタッフ同士の絆が深まり、より良いチームワークで皆様のご期待にお応えできるよう、一層努力してまいります。本当に充実した3日間の研修道でありました。

隊長

PAGE TOP