緑道のオアシス完成見学会

「完成見学会・イベント」のこと
隊長IKEDA隊長

皆さん、こんにちは!IKEDA隊長です。

先週開催いたしました「緑道のオアシス完成見学会」が無事終了いたしました。

自由が丘という立地で、ブックカフェ併用の住宅ということもあり、プチ商いを考えられている方も含めて20組以上の皆様にご来場いただくことができました。心より御礼申し上げます。

隊長は見学会当日は別の現場対応のため参加できませんでしたが、事前の社内建物完成検査検討会では、しっかりとこの建物を堪能させていただきました。若手のこんちゃんと一緒に建物について語り合った時間は、とても充実したひとときでした。

ブックカフェ併用住宅に注目集まる

まず印象的だったのは、ブックカフェスペースです。6帖という限られた空間ながら、まったく狭さを感じさせない設計となっています。木の温もりを活かした空間に、アクセントとなる青いカーペットがとても効いています。そして何より目を引くのが、アアルトの照明です。フィンランドの建築家アルヴァ・アアルトの照明器具が、空間全体をとてもオシャレに演出しており、まさにブックカフェにふさわしい上質な雰囲気を醸し出しています。限られた面積の中でも、視線の抜けや天井高を工夫することで、実際の面積以上の開放感を実現できることを改めて確認できました。

検査の際に、カッサーがこのアアルト照明のよいアングルを探し熱心に撮影している姿が印象的でした・・笑

若手女性設計者アッキーの感性が光る!

今回の「緑道のオアシス」の設計を手がけたのは、若手女性設計者のアッキーです。限られた30坪という面積の中に、これだけ多様で魅力的な空間を組み込めたのは、彼女の優れた空間構成力と細やかな感性があってこそ。
特にブックカフェの空間づくりでは、女性ならではの視点で「居心地の良さ」を追求し、6帖という限られたスペースでも圧迫感を感じさせない開放的な設計を実現しました。青いカーペットの選択や、アアルト照明の配置なども、アッキーのセンスが光る部分ですね。

また、プチ居場所となる開口部のデザインも、家族それぞれが自分だけの特別な場所を見つけられるよう、細部にまで気を配った設計となっています。特に2階リビングの天井空間が杉材で仕上げられており、木の香りとともに温かみのある空間となっています。杉は調湿効果もあるため、一年を通じて快適な室内環境を保つ効果も期待できます。

景色を見渡すエリアには、造り付けのソファーを設置しました。既製品では実現できない、空間にピッタリとフィットしたオーダーメイドの家具は、私たち工務店ならではの提案です。日常的にくつろげる特別な場所として、住まい手の皆様に喜んでいただけることでしょう。また、プチ居場所となる開口部もしっかりとデザインされており、家族それぞれがお気に入りの場所を見つけられる住まいとなっています。

 

若手と語る

今回の建物の中にまた別の居場所が・・・その居場所で若手のこんちゃんと一緒に語り合う時間は、とても有意義でした。ただの壁にすることだけでなく、開口し手すりがあることで人の居場所、そして居心地が生まれる、そのような感性空間のあり方について学べた気がしますし、今後より良い住まいづくりが実現できると改めて感じています。

自由が丘という文化的な街の特性を活かし、住まいの中にブックカフェという文化的な空間を組み込んだ今回の考え方。お施主様とどのようなお店にしていくのか様々な話し合いながら今回のあり方が生まれています。見学会では、「こんな住まい方があるんですね」「プチ商いの参考になりました」といった声を多数いただき、新しいライフスタイルへの関心の高さを感じました。

今回の「緑道のオアシス」は、限られた面積の中でも工夫次第でいかに豊かな住まいが実現できるかを示した事例だと感じています。お施主様一人ひとりのライフスタイルに寄り添い、技術と心を込めて作り上げる住まいづくり。それが私たちおかにわ建設の取り組みでもあります。

見学会にお越しいただいた皆様、ありがとうございました。今後もそれぞれの住まいの考え方や立地条件を含め、より良い建築づくりに活かして参りたいと思います。お施主様竣工おめでとうございます。

 

隊長

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