IKEDA隊長コラムCOLUMN

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脱炭素に向けたエコアパート進行中/中野区

隊長です。 中野区で建築中の、脱炭素社会(カーボンニュートラル)に向けたエコアパート「smart eco apartment 鷺宮」 が現在基礎工事(鉄筋工事)まで進行しています。→エコアパートってどうのような性能? 基礎の鉄筋工事ができたところで、瑕疵保険検査だけでなく、全棟社内でも検査を執り行っていて、先日久しぶりに社内検査に参加しました。 「smart eco apartment 鷺宮」は延床面積73坪(2階建て)ありますから、基礎だけで36.5坪(120㎡)程あります。 故に、検査するだけでもそれなりの時間がかかりますね。   構造計算通りの仕様等になっているか 設計した内容の鉄筋(鉄の棒状)か 組まれ方は適正か・・ 様々な設計、工事のチェック方法にて確認していきます。 そうそう、最近、お問いかけ頂く多くのお客様から共感頂いているのが、意外と「基礎」なんです。 この、鉄筋の工事状況や、私達が全棟で行っている、「コンクリート検査」についてご質問や嬉しいお言葉を頂いております。 皆さん見る視点が変わって来ている気がします。 地元西東京市の方はよく目にされているので、ご評価頂くことが多かったのですが、最近はHP等をご覧いただき、エリアに関係なくご評価頂いています。  ひとえに、日々細かな点まで設計、チェックしている設計チームと、しっかり現場確認する工事チーム力の賜物でもあります。 「smart eco apartment 鷺ノ宮」を担当している、アッキーこと秋吉隊員からも、「今回、床の鉄筋を細かく配置して・・他の部分の鉄筋構造負担を軽減しています」と 安心安全な構造計画と施工方法の両立がなされています。(素晴らしい!) という事で、マニアックなコラムになってしまいましたが、基礎工事も当たり前にできているのではなく、奥深い検討から、多くの人が頭を悩ませ対応し、そして現場で施工し、これらの確認をしながら進んでいるんだ、という事が少しでも知って頂ければです。  以上基礎鉄筋工事の模様をお伝えいたしました。 *この鉄筋の上を歩くのは結構大変なんですね。踏み外しても危険なので注意しながら歩く必要があります。 何が言いたいのかと言うと、隊長が、久々検査でぎこちなく歩いたので「筋肉痛」になった・・・・と言うことです・・・・笑  *「smart eco apartment 鷺宮」はアパートで「東京ゼロエミ住宅の認証予定」の建築物です。  また、太陽光発電、蓄電池等を設置し、2050年のカーボンニュートラルの時代を見据えたこの先のアパートを実現しています。  併せて、住宅性能評価にて「耐震等級3」他を所得しオーナー様だけでなく、居住者が安心して選定、暮らしていくことのできる  アパートでもあります。詳細は追って告知してまいります。    隊長        おかにわLINE公式アカウントスタート→「LINE」  隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 岡庭の家づくり学校も12年目に突入!(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram」 隊長が「国土交通大臣より表彰」を拝受致しました。m(_ _)m  
2021.10.12(火)
隊長IKEDA隊長

間口2.6Mの3階建住宅はじまる

隊長です。 新たな家づくりが始まります。 おかにわの家づくり学校で家造りの進め方を学び、土地探しを初めたご夫婦お二人の住まい。 ハウスネーミングは検討中なので「にろくの家」とでもしておきましょう。 なんで「にろく」? 建物の間口が2.6Mなんです。  2.6M?・・驚と言う方もいらっしゃるかと思いますが、おかにわ建設でも初めての狭小間口の併用住宅かもしれません。 かつ、間口が狭小でありながらも高さ方向も2階ではなく木造3階建てなんです。 鉄筋や鉄骨の建物であれば、都市部でもよく見かける、ある意味当たり前の建築スタイルですが、「にろくの家」は木造なんです。 それも、しっかり耐震等級3、断熱性能もG1相当のお住まいで設計しているんです。(決して容易ではありませんが・・) また、性能面を担保しつつ、おかにわの家造りらしく、豊かな暮らしの居場所づくりも心がけて設計しています。 屋上にある「にろくのライトコート」!    コンパクトな空間にも、心豊かにする場。緑を育てたり、外で食事をしたりと、暮らしの豊かに場を設けると共に 「にろくのライトコート」を通して場の愉しさや、空を眺めたり、光や風を感じられる工夫を施しています。 暮らしの豊かさは家の大きさから決まるものではありませんからね。 そして、先日いよいよ工事のスタートを迎え、地鎮祭が執り行われました。  「にろくの家」は家でもありますが、お施主様の技術を活かし、商い的要素も含めてこの場から地域とつなげて参ります。 どのような建物が完成するのか、隊長も今からとても楽しみです 完成の際は、お披露目会を開催したいと考えておりますので、開催が決まりましたら告知させていただきます。 「にろくの家」のお施主様、この度はご着工誠におめでとうございます!!!   隊長      おかにわLINE公式アカウントスタート→「LINE」  隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 岡庭の家づくり学校も12年目に突入!(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram」 隊長が「国土交通大臣より表彰」を拝受致しました。m(_ _)m  
隊長IKEDA隊長

ふじまちテラス/間もなくプレオープン

隊長です。 【サスティナブル&レジリエンス】をテーマに築25年目を迎えたモデルハウスをフルリノベーション(性能向上リノベ)し間もなく竣工を迎えプレオープンいたします。(リノベも耐震等級3 断熱性能G2以上で) 装いも新たに「ふじまちテラス」として、脱炭素社会に向けた住まいのあり方、増え続ける自然災害に対応するべく住まいの設えとはを含め地域の方々に伝えて参ります。 「ふじまちテラス」とは?については、おいおいとして、まずは、竣工を迎えるにあたり、社内「ふじまちテラスプロジェクトチーム+7人の社員大工達、そして、コラボ設計者として岡庭建設の卒業生でもある、JIN建築工房の小森氏&、地域、全国的に活躍する、照明デザイナー二反田氏や、東京家造り工務店の会の仲間である参創ハウテックの阿式氏(新型パッシブ冷暖:床下エアコン)他、多くの方々のご協力を経て完成迎える事ができました。改めて感謝を申し上げまると共に多くの方々にご覧いただければ幸いです。m(__)m。 「ふじまちテラス」は、モデルハウスの場としての利用だけでなく、社員スタッフの仕事場や憩いの場、そして、2年前よりはじめた、週イチ社食「なんてん食堂」としても引き続き利用していきます。(社員になると食べれます・・笑) 11月3日より、まずは弊社で建築された住まい手様のご見学から始まり、地域関係者の皆様、プレス関係者の方々向けに公開したあと12月1日より一般公開を予定しております。間もなく予約を開始いたしますので、この先の住まいのあり方、豊かな暮らしとは是非ご見学いただければです。m(__)m。*専用ページができ次第お知らせ致します。 隊長        おかにわLINE公式アカウントスタート→「LINE」  隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 岡庭の家づくり学校も12年目に突入!(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram」 隊長が「国土交通大臣より表彰」を拝受致しました。m(_ _)m  
隊長IKEDA隊長

木の家・瀬田の家完成/世田谷区

隊長です。 超バタバタ中で、気がつけば1週間もコラムサボっておりましたーーー汗 分単位?で今週はまともに昼食時間もなかった・・その様な状態だったよ気がします・・。 でも、様々ご相談や、お声がけ他頂き、とてもとても感謝感謝であります。m(_ _)m  さて、近々のご報告になりますが、先週末9月25〜26日に「木の家・瀬田の家 完成見学会」@世田谷区が開催されました。 おかにわの家造りらしく、国産材木を多用し(構造材に杉・床無垢材も杉)自然素材一杯のお住まいとなりました。 当該敷地エリアの都市計画規制の関係で長期優良住宅の所得ができませんでしたが、住宅性能表示を所得して「耐震等級3」「断熱性能等級4以上」(G1)+東京ゼロエミ住宅の認証の高性能な住宅で、そのエビデンスも所得しています。 見学会も、お陰様で30分単位の入れ替え制で両日とも全てお申し込み済み(キャンセル待ち)となり、やや慌ただしい状況ではありましたが、豊かな暮らしのあり方と住まいの性能の双方を見学することができたと思います。。   /wp-content/uploads/_oldsiteimgs01/81eef0a7836cd648c5b6d12d35875433-1.mp4  見事完成を迎え、間もなくお引渡しを迎えます。 お引渡しで終わりではなく、これからメンテナンス(おうちクリニック)等で住まいのメンテナンスが始まります。 家はつくる期間よりも守る期間の方がはるかに長いですからね。これからしっかり家守りを進めて参ります。 まずは、瀬田の家のお施主様、この様な場の機会を頂けたことに感謝するとともに、ご竣工、誠におめでとうございます!。   *次回の完成見学会は11、12月頃 西東京市と練馬区で完成見学会を準備中です。 そして12月1日にニューモデルハウスのお披露目会も予定しておりますのでお楽しみに!   隊長       おかにわLINE公式アカウントスタート→「LINE」  隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 岡庭の家づくり学校も12年目に突入!(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram」 隊長が「国土交通大臣より表彰」を拝受致しました。m(_ _)m  
2021.09.28(火)
隊長IKEDA隊長

【IKEDA隊長VLOG1】ふじまちテラス/シンボルツリー選び

隊長です。 現在進行中のモデルハウス「ふじまちテラス」も完成間近に。 いよいよシンボルツリーの選定も初めています。 先日、プロジェクトメンバーと共に造園屋さんへ 東京都とは思えない緑と空の景色 心が晴れ晴れしましたー さーどの様な木を選定していくのか・・・・ まだ決めてませんが・・・笑 今回はその模様を試験的にVLOGでまとめて見ました。    ・ソヨゴ・ヤマボウシ・ハナミズキ・ナンテン・ハイノキ・イロハモミジ・マルバー・シマトネリコ・・・・・・ 様々な木々を見た中で、予算と合わせこれからプロジェクトメンバーと選定に入ります。 その結果は・・・・・「ふじまちテラス」のOPENまでお楽しみに!   隊長      おかにわLINE公式アカウントスタート→「LINE」  隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 岡庭の家づくり学校も12年目に突入!(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram」 隊長が「国土交通大臣より表彰」を拝受致しました。m(_ _)m   
隊長IKEDA隊長

カーポート(駐車場)土間に

隊長です。 写真をパッとみて「なにこれ?」 と思われた方も多いのでは・・・・ こちら、とある建築中の住宅のカーポート(駐車場)「土間」なんです。   と言われると、イメージが湧くと思いますが 「グリーンブロック」といって、 車を駐車することもできるのですが、この空洞の穴の中にグラウンドカバーとなる植栽を植えることができるんです。 当然、車輪がグリーンブロックの上を、無限大に行き来しますから、芝生的な植栽にはなりますが、駐車できつつも緑を植えることのできる土間になるんです。 そしてブロックよりも植栽面積の方が大きくなるところが、このグリーンブロックの魅力でもあります。 今後、脱炭素と合わせ夏場のヒートアイランド、気温上昇を減らす効果も得られます。 お値段はコンクリート土間以上(面積にもよりますが)にはなりますが、駐車場土間ってどうでしょう。10年、20年でリフォームされる方は多くはないので、予算が許せば、新築や外構リフォームするなどに併せグリーンブロック駐車土間を検討されても良いかもしれません。一生モノですしね。 ということで、一つの発想としてご紹介しました。また、芝や植栽等が完成した際にご紹介させていただきます!    隊長         おかにわLINE公式アカウントスタート→「LINE」  隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 岡庭の家づくり学校も12年目に突入!(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram」 隊長が「国土交通大臣より表彰」を拝受致しました。m(_ _)m 
隊長IKEDA隊長

オンライン&リアル家造り学校2時間目/7月2021

隊長です。 9月13日開催された家づくり学校2時間目のご報告です。 オンライン8組の方々にご参加いただきました。    家づくり学校2時間目は「しっかりつくる家とは?」 住まいの性能のこと しっかりつくるために岡庭建設が具体的になにを手掛けているのか・・・ いい家を手に入れるために知るべきことは知ろうと、この2時間目に多くの方が参加されました。 今回から8月に国から公表された脱炭素における、「今後の住宅のあり方」についても触れています。 示された水準において、これから家造りを進める方が何を考え取り組み取り入れるべきなのか。 30年後に、「あの時代に一歩先をいく住まいの性能にしておいて良かったね」と思えるように・・。   時間の許す限りレクチャーさせて頂きました。2050年って家の年齢にしたら意外とすぐ訪れますからね。 さー此度も ・断熱性能のこと ・省エネ性能のこと ・耐震等級3はなぜ必要なの ・長期優良住宅って・・ ・2030年、2050年に求められる断熱省エネ性能とは?・・ ・その他・・・・・   情報整理役隊長として皆様の知識を整理させていただきました。  家づくり学校はコロナ渦、オンライン化により、セミナーの役割から「参加者のリアルな情報整理の場」として定着してきています。 今回も、参加者皆様の家造り等に参考になれば幸いです。 次回の家造り学校2時間目は11月を予定しています。 では! 情報整理役隊長・・笑        おかにわLINE公式アカウントスタート→「LINE」  隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 岡庭の家づくり学校も12年目に突入!(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram」 隊長が「国土交通大臣より表彰」を拝受致しました。m(_ _)m     
隊長IKEDA隊長

白いガルバリウム鋼板@外壁

隊長です 青空によく映える!!「白」系ガルバリウムの外壁を使ったお家 のタイトルの通り、世田谷区で建築中の「瀬田の家」が間もなく完成を迎えます。 外壁が濃いガルバリウム色ではなく、明るい「白」の横葺きを採用してみました。 おかにわ建設では、外壁はガルバリウム鋼板だけでなく、板張りや、左官他様々の材料を採用していますが、結果的にガルバリウム鋼板にされる方が多い傾向にあります。(必ずガルバリウムにして下さい!とはお話してないです) そして、ガルバリウム外壁にし、葺き方や色合いを決めるのを楽しみにしている方もいれば、色の濃淡で悩まれる方など様々です。 葺き方は主に①丸並み葺き  ②平葺き*1F仕上げは吹付け ③角波葺き の3種類が多いです。 弊社の価格帯でいうと①く②く③の順で価格が上昇します。(*鉄鋼等、社会情勢等により価格は変動します) 色の種類 明るいガルバリウムにしてみたいけれど、実際どの様な色があるのかな・・・ 皆様、鋼板メーカーの範囲の中で色を検討していきます。 一例ですが、   この様な色サンプルの中から、色を決めていきます。 サンプルも小さいので、完成見学会や、竣工写真、インスタ等を見ながら色を決めていきますが、やはり見学会場、実際の建物の大きさや色彩面積等を目視するのが一番わかり易いですね。それから葺き方も写真だけではイメージしにくいですが、完成見学会等で建物を見ると色と葺き方の組み合わせによる状況もよく理解できます。  その中で今回は「白:ホワイト」「平葺」を選定しました。 9月25〜26日が完成見学会ですが、この機会に数少ない「白:ホワイト」のガルバリウムをご見学くださいね。中々よいですからー。  という事で、今回はガルバリウムについて触れてみました。  隊長      おかにわLINE公式アカウントスタート→「LINE」  隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 岡庭の家づくり学校も12年目に突入!(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram」 隊長が「国土交通大臣より表彰」を拝受致しました。m(_ _)m 
2021.09.12(日)
隊長IKEDA隊長

大きな窓ってどうなん?

みなさんこんにちは、隊長です。 最近、情報過多で家造りの方向性が見えなくなる方が増えています。 ネットで調べれば何でもでてきますからね 課題は、この情報整理ができるかどうか。 最近の「家づくり学校」がレクチャーだけでなく生の情報整理役となる傾向にあるのもこのような時代背景からかもしれません。 今回「隊長チャンネル/YOUTUBE」で取り上げたテーマが↓ 「おおきな窓ってどうなん?」です。  特に昨今住宅性能についての情報も多く、認知されている方も多いので、例えば断熱性能を高くするために 「窓が小さくなるんですね」 「庭を望める窓を大きくできないのですか・・」 この様な質問を頂くことも少なく無いんです。 断熱性能を高めるためには、窓を小さくしなければならないのか・・・・ 何か工夫を施すことで窓を大きくすることができるのか・・・ 今回は、「冬の南側の窓」にしぼりその可能性をお話させていただきました。 皆様の家造りに役立てば幸いです。  隊長  
隊長IKEDA隊長

カーボンニュートラルを視野に家造りを

みなさんこんにちは、隊長です。 「脱炭素社会に向けた住宅・建築物における省エネ対策等のあり方・進め方の概要」が公表されました。 「なんだ脱炭素に向けた住宅・建築物って」 なんだか難しいタイトルで、私には関係ないかなーと思ったあなた・・笑 これから家造り、そして住まいを所有している人には大いに関係のあることなんです。  超簡略的に言うと2030年、2050年においての住まいのあり方(断熱・省エネ性能)が示されたという事です。 新築も、既存住宅も2050年には平均でカーボンニュートラルを実現した住まいにしなければならないということ。なので、これから家造りされる方は当然ですが、既存住宅にお住まいの方も、リフォーム、リノベーションする上で「カーボンニュートラル」の実現に向けた対応が求められることになると考えられます。 ↓2021年8月23日に国土交通省、経済産業省、環境省それぞれ同じ内容を公表(国も省庁連携)    カーボンニュートラルの実現に向けた住宅の姿とは・・・ ↑1に赤枠したところが、その考え方を示しています。 ●2050年に目指すべき住宅・建築物の姿 (省エネ)ストック平均でZEH・ZEB基準の水準の省エネ性能(※1)が確保される (再エネ)導入が合理的な住宅・建築物における太陽光発電設備等の再生可能エネルギー導入が一般的となる 2030年に目指すべき住宅・建築物の姿 (省エネ)新築される住宅・建築物についてはZEH・ZEB基準の水準の省エネ性能(※2)が確保される (再エネ)新築戸建住宅の6割において太陽光発電設備が導入される *おかにわ建設のカーボンユートラるに向けた取り組み「ふじまちてらす 2021年11月OPEN予定」  2030年からの新築住宅は↑図の年度が2050年からになっていますが、まず、2030年には「新築」する場合にはZEH水準の家が求められることになる。すなわち、2030年以降に住宅を建築するかたは、ZEH水準(省エネ基準より20%以上一次消費エネルギーを削減した住宅)であることが求められます。これはZEH(ゼロ・エネルギー住宅)にしなさいではなく、エネルギー削減水準性を意味しています。当然再生エネルギー導入は今後重要ですが、地域性により、ZEHにはできないエリアもあるのでこの様な方針が立てられたものと思われます。 ちなみに「おかにわ建設は」 2019年以降は「東京ゼロエミ住宅」仕様(エアコン設置要)の場合は一次消費エネ削減量がー30%なので、既に2030年度や2050年に求められるべき省エネ水準を実現している住まいです。(今後世界的なCO2削減量によっても変わるかもしれませんが・・)*再エネ導入は求められますが。  2050年には新築と既存住宅もZEH水準&再エネ導入そして2050年にストック平均でZEH・ZEB基準の水準の省エネ性能確保される。ストック平均という言葉が分かりにくいですが、既存の住宅の平均ということだと思います。なので全ては中々難しいけれど、半分?・・・平均的に、既存住宅をもZEHの水準にする。仮に2021年の今からすべての住宅がZEH水準で誰もが建築していけば、2050年は10〜20%の既存住宅はZEH水準を実現し、住宅産業分野で求められるエネルギー削減を可能にするのかもしれません。決してZEH水準がハードルが高い住宅では有りませんので、より削減率の高い新築住宅が建築されていけば、更なる割合の削減量を実現しているかもしれませんね。 でも、これからの新築住宅だけでは平均にはたどり着きませんから、やはり、既存住宅の性能向上省エネリフォーム・リノベ&再エネ導入化はとても急務と考えられます。今後、何らか、既存住宅に対する施策等も推し進められるものと思われます。 おかにわ建設の「木のベーション」「ふじまちテラス」は築25年の住宅をカーボンニュートラル化へYKKで特集されたおかにわの「性能向上に向けた取り組み」等  これからどの様な住宅にすればいい(抜粋ですが・・)「新築住宅」を検討の方は(東京近郊エリアの方限定) ①東京ゼロエミ住宅以上で建築すること②可能であれば断熱性能も向上させる(G1→G2→・・を目指すなど)③可能な限り再エネ導入も視野に入れる(ただし維持メンテにそれなりの費用を準備する)④建築後からのメンテ計画(メンテナンス制度により、住宅性能、省エネ性能維持を図る仕組み)他・・  「既存住宅」でリフォーム・リノベを検討の方は ①大掛かりなリフォーム・リノベを検討の方は(断熱・省エネ・耐震性能向上から考える)*綺麗にするデザインを良くするはその次で。 ②プチリフォーム、設備更新を検討の方は、例として、洗面の化粧台を交換するのであれば、洗面室だけ断熱化する、洗面化粧台の水栓をエコ水栓にする。浴室であれば、断熱浴槽にするなど、少しでも省エネ化を図る様にしてください。 これから新築住宅を建築する、既存住宅を大掛かりに手をいれるとなると、それなりの資金を必要とし、長きに渡りその住宅を活用していくことになると思います。2050年って遠い未来の様に感じますが、30年後にはということです。新築住宅など2021年に建築するかたは、築30年にはカーボンニュートラル時代を迎えるということ。 この様なことを知らずに、デザインを優先してしまった。値段で浴室やキッチンを選んでしまった・・などとならないように、今後の住まいはどうあるべきなのか、この機会に知っていただければです。 また、既存住宅は、カーボンユートラルも重要テーマでもありますが、そもそもの温熱環境が高くない住宅も多く存在します。温度差の少ない、健康面的にも断熱改修等を施すことが必要だと言うことも覚えていて欲しいと思います。     *資料国土交通省HPより                      2025年適合義務化/新築分譲住宅・新築賃貸住宅:省エネ性能表示も・・ ↑の表ではその道筋的なことや新たな取組も示されています。 ●2025年は新築住宅の省エネ基準適合義務化(2021年段階は説明義務で適合は義務化されていない) ●新築住宅販売、賃貸住宅の省エネ性能表示の義務化も 新築住宅や既存住宅だけでなく、意外と断熱、省エネ性能が高くないのが、一部の分譲住宅や特に賃貸住宅なんですね。賃貸住宅は意外と多くの方が経験してると思いますが、借りた賃貸住宅が暑い、寒いを感じる・・・ストレス・・。某ポータルサイトのデーターにも、実家より暑い寒い・・・と感じるお子様(独立、結婚等で)が多いとのことです。実家が注文住宅だったりすると、それなりの性能があるけれど、賃貸は、収支重視で、建物性能が実家より低いと言う実体験も意外と多いそうです。故に、今後は販売住宅、そして賃貸住宅の断熱省エネ化は必須でこれらをポータルサイト等で見える化していく方向になります。  カーボンニュートラルに向けて住宅の高性能化は避けて通れませんし、可能であれば再エネ導入も求められます。未来社会に向けて、今の時代に生きる人の責務でもあります。中々実感がわかない方も多いので、弊社でも家づくり学校等でもお伝えしていますが、まずは、ベースとしてどの様な住宅を建築するべきか、リフォーム・リノベするべきか・・。今回のコラムがヒントになればば幸いです。   隊長        おかにわLINE公式アカウントスタート→「LINE」  隊長にちょっと聞いてみようは→隊長の住まいの相談箱へ 岡庭の家づくり学校も12年目に突入!(西東京市 一店逸品認定セミナー) おかにわのインスタグラム→「instagram」 隊長が「国土交通大臣より表彰」を拝受致しました。m(_ _)m     
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