3省庁 住宅建材・設備・資材の安定供給に向けた要請へ/岡庭建設では
皆さん、こんにちは!IKEDA隊長です。
まず最初に、岡庭建設の家づくりをご検討中の方、そして現在建築中のお客様へお伝えしたいことがあります。岡庭建設では、現時点国際情勢の影響において着工が遅れている現場はなく、資材調達も問題なく進んでいます。どうかご安心くださいませ。
昨今、中東情勢の影響による住宅建材の需給ひっ迫がニュースで取り上げられるようになり、「家づくりは大丈夫なの?」とご心配の声をいただくことが増えてきました。状況を正確にお伝えするために、今回は業界全体で何が起きているのか、そして岡庭建設がどういう状況にあるのかをお伝えしておきますね。


3省庁が流通業者に要請した内容
令和8年5月1日、国土交通省含む3省から住宅建材等関連事業者に向けて、「住宅建材・設備・資材の安定供給に向けた御協力について」と題する事務連絡が発出されました。今回の3省庁による要請の背景と内容は・・・・・・。
そもそもの発端は、2026年2月末の中東情勢の急激な緊迫化です。米国・イスラエルとイランの軍事衝突を契機にホルムズ海峡が事実上封鎖され、日本の原油輸入の約90%はホルムズ海峡経由のルートに依存しており、この封鎖が直接ナフサ供給の急減につながりました。
ナフサとは、原油を精製する過程で得られる石油化学製品の基礎原料です。断熱材・塗料・接着剤・配管材など、住宅建材の多くに関わる物質であり、これが滞ることで住宅建材全般に影響が波及しています。
国交省の通知では、現状についてこのように整理されています。ナフサ由来の化学製品の供給については、年を越えて継続できる見込みが立っており、塗料の原料であるトルエンや、断熱材の原料であるウレタンなどについても、前年実績の供給が可能であることが経済産業省において把握されています。 つまり、量そのものは確保されているという認識が政府にはあります。一方で問題となっているのが、通常以上の発注が集中的になされること等により、一時的に住宅建材等の需給が逼迫し、その流通に影響を及ぼしている場合があるという点です。いわば「買い占め・集中発注」による流通の目詰まりが、現場への影響を増幅させているというわけです。 これを踏まえ、国交省・経産省・林野庁が流通業者・住宅生産事業者や流通事業者に求めた主な内容は以下の通りです。
当面の必要量のみ発注し、集中発注による需給ひっ迫を避けること。流通業者と密なコミュニケーションを図り、十分な期間的余裕をもって必要となる時期を明記して計画的に発注すること。住宅建材等の調達に支障が生じた場合に情報提供できるよう、「住宅分野情報提供窓口」を新設し、関係事業者への周知を求めること。とのことで、前年並みの供給は可能であるはず・・価格は変動が想定されますが、現に枯渇はしていないので。


岡庭建設への影響と、木・自然素材を使う家の恩恵
「木で建てる家だから関係ない」と思われがちですが、現代の住宅においてナフサ由来の素材を一切使わないことは不可能です。岡庭建設の家づくりにおいても、断熱材・塗料・配管材など、影響を受ける品目がないわけではありません。
ただ、ここで一つ大切なことをお伝えしたいこと。
それは、岡庭建設が長年にわたって国産無垢の木材・自然素材を住宅の核心に据えてきたことは、「自然への敬意」や「住む人の健康」のためだけではありませんでした。構造材・床材・壁材の多くを木や自然素材で構成することは、結果として石油系建材への依存度を一般的な住宅と比べて相対的に低く抑えることにもつながっていました。(脱炭素の意味でも)
今回のナフサショックで影響を受ける建材の多くは、石油由来の仕上材・設備材が中心です。木を主体とした構造と自然素材の内外装を標準としている岡庭建設の家づくりは、こうした局面において、一般的な住宅と比べて影響を受ける品目の範囲が新建材の住宅よりは影響は少ないと言えます。「木の家は、こういうときにも強い」今回の事態を通じて、改めてそのことを実感しています。
そして現時点では、岡庭建設のすべての現場において、着工の遅れも資材の調達困難も生じていません。日々、仕入先や流通業者と密に連絡を取り合い、国交省が要請しているように計画的かつ先手先手で動いてきた結果です。社員大工制度によって職人を社内で抱えていることで、資材状況の確認から代替資材の検討まで、現場と設計・調達が一体となってスピーディーに対応してくれているからこそでもあり、本当にスタッフと、付き合いの長い流通事業者やおかにわワークス皆のお陰でもあります。
万が一、状況が長期化し何らかの影響が生じそうな場合には、お客様に事前にしっかりとご共有しながら、一緒に最善の策を考えてまいります。「気づいたら遅れていた」ということには絶対にならないよう、情報共有しながら進めて参ります。
家づくりを検討中の皆さんへ
「今、家を建てても大丈夫ですか?」というお問い合わせを、最近多くいただいています。
岡庭建設においては、現時点で着工・工事に支障は生じておらず、ご安心いただける状況です。国産木材・自然素材を中心とした家づくりを選ぶことで、石油系建材への依存度を抑えながら、こうした外部環境の変化にも多少左右されにくい家づくりが実現できている気がします。業界全体の建材コストは上昇傾向にあり、今後の動向を引き続き注視していく必要はありますし、一定の書類の取り交わしがございますが、情報を共有しながら、引き続き誠実に家づくりを進めてまいります。不安なことがあれば、どうぞ遠慮なく岡庭建設にご相談ください。
隊長
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