岐阜名古屋へ/@東海木造住宅協会

「隊長の活動他」のこと
隊長IKEDA隊長

皆さん、こんにちは!IKEDA隊長です。

先日、一般社団法人東海木造住宅協会の総会にて、基調講演の講師をつとめるために岐阜へ。

東海木造住宅協会は、JBN(一般社団法人JBN全国工務店協会)の傘下団体として、愛知・岐阜・三重・滋賀の工務店を中心に構成されている団体です。同会の理事長とも実は20年以上のお付き合いで、今回は久しぶり10年?近くぶりの総会出席です。もうひと方の基調講演担当であった青木さん(青木工務店・神奈川)とご一緒です。

名古屋でエネルギー補給、そして岐阜へ

今回は早めに現地入りし、名古屋駅でひつまぶしをいただいてから会場に向かいました・・・笑
ひつまぶしは大好物なのですが、本当に久しぶり。

皮はパリッと香ばしく、身はふんわり柔らか。あの食感、やはり名古屋で食べるとどこか違うんですよね。東京でもひつまぶしを提供するお店はありますが、なんというか・・・量も、香りの立ち方も、現地で食べるものとは「何かが違う気がする」のは隊長だけでしょうか・・笑。気のせいかもしれませんが・・

たっぷりエネルギーを蓄えたうえでいざ総会へ!

東海木造住宅協会はJBNの中でも比較的会員数が多い団体ということで、会場もかなり大きな場所。参加者も多く、行政の方も来貾としてご出席されていました。こうした場で講演できるのは、身の引き締まる思いがしますね。

2025年4月施行の改正──大規模修繕にも確認申請が必要になった

今回の隊長の講演テーマは、大規模修繕・大規模模様替えにおける建築確認申請についてです。

2025年4朎1日に改正建築基準法が施行され、いわゆる「4号特例」の縮小が実施されました。これにより、従来は確認申請が不要とされていた木造2階建て住宅(新2号建築物)でも、大規模な修繕・模様替えを行う際には、建築確認申請が必要になったのです。

「大規模な修繕・模様替え」とは、建築基準法上では、壁・柱・床・はり・屋根・階段といった主要構造部の一種以上について、その過半(半分以上)を修繕または模様替えする工事を指します。具体的にはたとえば、屋根の葺き替えで下地や垂木まで入れ替える工事、スケルトンリフォーム、間取りを大きく変える全面リノベーションなどが該当するんです。

これまでは多くの場合「普通のリフォームだから大丈夫」と判断されてきたような工事でも、今後は申請が必要になるケースが増えます。まだまだ業界全体、そしてお客様にも十分に洸透していないのが現状で・・・正直、「知らなかった」で済まないような状況になってきているんです。

調査の仕方から資料の作り方まで──現場が使える内容を

今回の講演では、法令の条文そのものだけでなく、国土交通省が公表している「既存建築物の現況調査ガイドライン(第4版・令和8年3月)」や、「既存建築物の緩和措置に関する解説集」といった実務ツールの使い方まで踏み込んでお話しさせていただきました。

実はこれらのガイドラインや緩和措置の整理は、策定の過程において、JBN副会長としての立場から私や青木さんも国土交通省と意見交換を重ねてきたものでもあります。「現場の工務店目線でこういう部分が・・」「こういうケースの判断基準を明確にしてほしい」といった声を届けながら、制度の実効性を高めていくための意見はだし続けてきました。

だからこそ、内容を深く理解した立場で今回の講演に臨めた、という側面もあります。単なる「法律の説明」ではなく、現場でどう使うか、どの部分が実務上ポイントになるかを伝えられたのは、そのような経緯があってこそです。

このガイドラインは、建築士が既存建築物の建築基準法への適合状況を調査するための手順・方法を解説したもので、確認申請に向けた現況調査報告書の作成にも活用できます。重要なのは「既存不適格」と「違法建築」はまったく別物だということ、そして既存不適格に該当する場合は一定の緩和措置が適用され得る、という点です。一方で、緩和措置にも一定の条件があり、実務では「どこまでが緩和対象か」をしっかり理解したうえで設計・申請を進めることが欠かせません。これを知っているか否かで、申請ルートはもちろん、改修手法や工事コストまで変わってくることを、実務目線でお伝えしました。

「時間が足りなかった」というのが正直なところですが・・・それだけ内容が濃かったということでもあります。m(_ _)m

帰り道の楽しみが・・・定休日という現実

さて、充実した一日の帰り道。実は今回ひそかに楽しみにしていた場所がありまして。

名古屋・新栄エリアに2025年2月にオープンした「AOI CELESTIE COFFEE ROASTERY(アオイ セレスティ コーヒー ロースタリー)」です。建築家・永山祐子さんが設計した施設で、青空を想起させる大きな曲線の屋根と緑あふれるガーデンが印象的な、地上3階・地下1階の複合コミュニティプレイス。永山さんといえば、東急歌舞伎町タワーやドバイ万博日本パビリオンも手がけた、今まさに注目の建築家でもあります。

名古屋に来た際には訪れてみたいと思っていたのでついに!!。

ところが・・・到着してみると、何と定休日。ガーン。・・・涙

外観だけ眺めながら、次回の楽しみに取っておくことにしました。m(_ _)m

名古屋にお越しの際は、ぜひ足を運んでみてください。建築好きはもちろん、コーヒーが好きな方にも空間を堪能できるのでおすすめでもあります。

隊長も建築や新たなスポットを今後も訪れまくりたいと思います!。

全国の工務店仲間とのつながりが、現場の力になる

今回の総会では新たな出会いにも恵まれました。各地でお客様のために真剣に家づくりに向き合っている工務店の方々と情報を交わす時間は、本当に尊いもの。近年の住宅業界は、法制度の変化があまりにも速い。行政側でも今回の大規模修繕確認申請のような改正法の審査に深されていないケースがあり、申請に数ヶ月を要したという声も業界内では聞こえてきます。だからこそ、JBNをはじめとした業界団体のネットワークを通じて情報を共有し、全国の工務店が連携して対応していくことが、今とても重要だと感じています。地域の工務店一社一社の力は小さくても、つながることで大きなうねりになる。そんな可能性を、今回の総会でも改めて実感しました。東海木造住宅協会の皆さまに感謝感謝でもあります。

隊長

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