皆さん、こんにちは！IKEDA隊長です。

旭化成建材が主催した「工務店のための東京ゼロエミ住宅塾ウェビナー」で講演させていただきました。

このウェビナーは、2024年10月1日から東京ゼロエミ住宅の制度が変更されることを受けて、工務店の皆様が新しい制度にスムーズに対応できるようにするために開催されました。特に、改正後の制度で求められる水準Aのハードルが非常に高いことが焦点となり、これをクリアするための具体的な戦略が求められています。

今回の講演は、参創ハウテック、創建舎、岡庭建設の3社にて行われました。各社とも、ゼロエミ住宅の設計・施工において豊富な経験を持ち、そのノウハウを共有することで、参加者にとって非常に価値のあるセッションとなりました。

ゼロエミ住宅とは、住宅のエネルギー効率を最大化し、CO2排出量を最小限に抑える住宅のことを指します。環境負荷を低減し、長期的にエネルギーコストを削減できるこの住宅は、今後ますます需要が高まると予測されています。

ゼロエミ住宅を実現するための設計・施工のポイントについても詳しく解説しました。具体的には、高断熱・高気密の実現、再生可能エネルギーの活用や導入が難点ともなりますのでそのあたりも＆各社からの具体例や経験談も交えながら、実践的な知識を提供しました。

特に新しい制度では、水準Aを満たすための基準が大幅に引き上げられており、その達成には高度な技術と厳格な施工管理が求められます。東京都が提供するゼロエミ住宅の支援制度についても触れ、工務店がどのようにこれらの制度を活用し、高い水準Aをクリアできるかについても説明させていただきました。

講演後の質疑応答セッションでは、多くのご質問をいただきました。特に、水準Aのハードルをクリアするための実務的な課題に対する質問が多く寄せられました。事例や経験を踏まえながらこれらの質問にお答えさせていただきましたが、ゼロエミ住宅の普及に向けた課題とその解決策について、皆様と活発な意見交換ができたことは非常に有意義でした。