10月は木材利用促進月間 です「木」を使う!

「隊長の気になるニュース」
隊長IKEDA隊長

皆さん、こんにちは!IKEDA隊長です。

10月は「木材利用促進月間」。農林水産省が9月29日に発表した今年の取組でも、暮らしに木を取り入れる「ウッド・チェンジ」が呼びかけられています。せっかくの機会ですから、家の床や柱を少し違う角度から眺めてみませんか。今回は、木の家を選ぶときに知っておきたい、木材のふるさとと使い方のお話です。

木を使うことと森を育てること

10月8日は「木材利用促進の日」です。「十」と「八」を組み合わせると「木」になる。そんな由来を知ると、日付も覚えやすいですね。

木材には、木が育つ間にCO2を吸収して蓄えた炭素が含まれています。住宅の柱や梁として長く使えば、その間も炭素を木材の中にとどめておけます。ただし、木を使えば何でも環境によい、という話ではありません。適切に管理された森林から、合法的に伐採された木材を使い、伐った後の森を育てていくことが大切です。

これから木の家を考える方は、打合せで「この木はどこから来るのですか」と聞いてみてください。国産材、地域材という言葉の先にある産地や流通を知ると、家づくりと森林のつながりが見えてきます。床の見本を選ぶ時間が、森を知る入口にもなるんです。

産地の先にある家になるまでの道のり

木は山から運ばれた後、製材、乾燥、加工などの工程を経て建築に使われます。同じ「杉」でも、使う場所や求める役割によって確かめることは変わります。柱や梁なら構造上の性能、床なら足ざわりや傷の付き方、仕上げと手入れの方法。木の種類の名前だけで決めず、使い方と一緒に選びたいところです。

以前、このコラムの「岡庭建設の構造木材になるまでシリーズ」では、森から住宅へ届くまでをご紹介しました。最終回では、多摩産材の加工や、工場で部材をあらかじめ加工する「プレカット」、大工が手で加工することなどにも触れています。材料を家の形にするまでに、いくつもの仕事がつながっているんですね。

地域材を選ぶ場合も、産地だけでなく、必要な寸法や品質の木材を用意できるか、工程に合わせて届くかまで相談すると、具体的な家づくりにつながります。木を選ぶことは、その木を扱う人や技術を知ることでもあります。

家になってからも木との付き合いは続く

木の家は、完成した後の付き合い方も大切です。無垢の床を選ぶなら、水をこぼしたときの拭き方や、塗装に合う掃除方法を確かめておく。外に木を使うなら、雨の当たり方や点検のしやすさ、塗り直しの必要性も設計の段階から考えておく。こうした準備が、日々の手入れを無理なく続ける助けになります。

年月とともに変わる色や表情を楽しみながら、傷みは早めに見つけて直す。これから家を建てる方だけでなく、いま木の家に暮らす方も、この10月に床や外まわりを見直してみてはいかがでしょうか。手入れの方法が分からなければ、使われている樹種や塗装を確認するところから始められます。

岡庭建設がこれまでお伝えしてきた、森から家につながる木材の物語。そこに住み始めてからの手入れも加わって、木との付き合いが続いていきます。

隊長

PAGE TOP